ぼくらの時代

CHECK&CHECK CLUB 特典付き食べ歩きガイドブック

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疑問さん

今はネットで簡単にレストランが調べられるけど、ネットがなかった時代はどうしていたのかな?

CHECK&CHECK CLUBって聞いたことがあるけど、よくわからないので、教えてほしい。

Hiroaki

こんなお悩みの方にお答えします。

80年代初め学生時代にCHECK&CHECK CLUBの会員で、

ガイドブックに掲載しているレストランで特典を利用しながら食べ歩いていたHiroakiが、詳しく説明しますね。

 

CHECK&CHECK CLUBって何?

日本初の特典付き食べ歩きガイドブック

1979年から発行された特典付き食べ歩きガイドブック=食べ歩きサークルのことです。

会員は入会金と年会費を払い、年に1回発行される特典付きのガイドブックを手にすることができ、掲載店で特典を利用することができます。

その食べ歩きサークル名がCHECH&CHECK CLUBであり、ガイドブック名もそのまま同じ名称です。

おそらく日本で最初の特典付き食べ歩きのガイドブックです。

入会金といってもすごい金額でなく、私が学生時代当時で入会金が1,000円、年会費が2,000円でした。

なので、学生でも気軽にガイドブックを手にすることができました。

また特典は、20%OFF、2 for 1(ピザ1枚注文で、もう1枚タダ)、ボトル1本サービスなどお得な特典ばかり。

なので、2回以上利用すれば完全に年会費分の元が取れました。

CHECK&CHECK CLUB

当時私は、おしゃれなパブやバニーガールがいた人気店のボトルサービスを利用していたので、1回で年会費の元は取っていました。

そんなCHECK&CHECK CLUBの歴史をみていきましょう。

 

CHECK&CHECK CLUBの歴史

大阪編からスタートしたCHECK&CHECK CLUBは、京阪神や首都圏だけでなく、全国主要都市や海外編まで発行していました。

発刊の沿革です。

1979年 CHECK&CHECK CLUB設立(以下C&C)、C&C大阪編発刊

1980年 C&C会報=C2発刊

1981年 C&CK神戸編発刊

1983年 C&C東京編・京都編発刊

1985年 C&C札幌編発刊

1986年 ペンションチェック(のちのHOTEL&RISORT=宿泊編)発刊

1987年 C&C東海編発刊

1989年 C&C福岡編、ハワイ編・グアム&サイパン編発刊

1990年 C&C仙台編、オーストラリア編発刊

1992年 C&C韓国編発刊

1997年 C&C広島編発刊

CHECK&CHECKグアム&サイパン編

海外編は「PIZZA CARD」というブランドで発行。

CHECK&CHECK 海外編

海外でも特典内容は20%OFF中心です。すごいですね。

 

名前の由来

1970年代は、同じ言葉を繰り返すネーミングが流行していました。

おそらく1970年代に発刊された女性雑誌「anan(アンアン)」(1970年発刊)、「non-no(ノンノ)」(1971年発刊)が大流行したのがキッカケと思います。

ちなみに1972年に日本に最初にやってきたパンダの名前が「カンカン」と「ランラン」と名付けられました。

そんな時代に乗っかって、「お店をチェックして食べ歩こう」という意味で「CHECK&CHECK」と名づけられました。

 

CHECK&CHECK CLUBのビジネスモデル

CHECK&CHECKを運営、発行していたのは株式会社海外開発センターという会社で、事業目的がC&Cのために作られた会社です。

その会社の社長の應谷氏はすごい天才プランナーで、C&C以外にもいろんな企画を次から次へと立ち上げた人物です。

企画も「日本最大級」「世界最大級」「日本初」といった冠がついています。

そんな天才プランナーが最初に作ったビジネスモデルをみていきましょう。

 

CHECK&CHECK 誕生のキッカケ

應谷氏はサラリーマン経験がなく、日本の大学卒業後にアメリカに留学し、ミシガン大学のMBAを取得して日本に帰国。そして始めたのがC&Cでした。

そのキッカケが、留学中に見つけたらスーパーのチラシについていたクーポンでした。

そのクーポン券を1冊の本にまとめたらビジネスになると考え、日本に帰国後始めたのがCHECK&CHECKでした。

 

会員制の食べ歩き会

1970年代後半、広告宣伝は、マス媒体を対象にしたものーそれが当時の常識でした。高い広告料を支払ってもその費用対効果が目に見えない広告は、小さな飲食店には無縁のものでした。

そんな時代に逆転の発想からC&Cは誕生しました。

会員制のグルメサークルを設立し、ガイドブックを発行する。掲載料は一切徴収せず、掲載店が割引という形で広告費を会員に還元する。

この画期的なシステムは、費用対効果をはっきりと確認できるだけでなく、対象をグルメに関心を持つ人に絞り込む、現在の「ダイレクトマーケティング」といわれている戦略のはしりともいえるものでした。

CHECK&CHECK CLU

 

販売チャンネルとプロモーション

通常ガイドブックは書店での販売ですが、会員制のガイドブックというスタンスとターゲットが若者だったので、当時は事務局以外はプレイガイドと大学生協の2つのチャンネルがメインでした。

当時はコンサートチケットなどはプレイガイドで購入していた時代で、全国の主要ターミナルには必ずプレイガイドがあり、若者はよく利用していました。

そのプレイガイドで入会と同時にガイドブックを手にすることができました。

また大学生協も京阪神の大学ではほとんどの大学で取り扱いをしており、私も大学生協で友達に紹介れて申し込みました。

その紹介制度も販促の仕掛けがありました。

当時は友達からの紹介であれば、入会金免除の特典があり、紹介者は4名以上紹介した人が入会すれば次年度版は無料でした。

 

クーポン形式からカード提示へ

1979年大阪編発刊より数年間は1回限りのクーポン形式での特典でした。

ただ、クレジットカード時代になり、世の中がカード化していく情勢に合わせて、メンバーズカード提示で特典が何回でも受けられるシステムに方向転換しています。

それには当時の最大手のクレジッカード会社との提携がかなり影響していました。

 

大手企業へOEM供給

1984年に当時の住友VISAカードと提携し、VISA CHECK&CHECK CLUBをOEM供給開始しました。

VISA C&CもオリジナルのC&Cに並行して全国のエリアへ順次発刊されました。

なので、CHECK&CHECKの名称を、VISAカードで知っている方もかなり多いようです。

また最初の企業である住友VISAにはCHCK&CHECKの名称を使用許可しましたが、以降の提携先にはそれぞれの名称でメンバーズカードとガイドブックをOEM供給しており、数十社の企業へ提供していたすごい会社でした。

 

まとめ

世の中になかった企画を立ち上げ、いっときはプロパー会員35万人以上、提携企業も数十社にも及んだC&C企画だが、残念ながら事業譲渡となった。

C&Cを含む全ての割引企画を引き継いだのが、福利厚生最大手のベネフィットワンです。

しかしながら、そのC&Cも2021年3月に終了になりました。

新しい時代を築いた企画の終了でした。

ぼくらの時代にユニークな方法でいろんなお店を教えてくれたレストランガイドです。

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